2012-01-07
・1月7日土曜日、
午前11時になりました。
こんにちは、たくです。
とうとう年が明けました。
あけましておめでとうございます。
今年は…そうですね。
新年を迎えられたということだけで、
もの凄ーく幸せを感じた人が、
多かったんじゃないでしょうか。
僕もその1人です。
年を越す。 何回も繰り返してきた、
ともすればごく普通なことですが、
ここにもやっぱり、ね。
特別な「幸せ」があったのでした。
今回ご紹介するマンガは、
『かきかけとけしいん』。
皆さんはそんな「幸せ」の成分って、
例えばなんだと思いますか。
家族をなくした、
小学生のいの。
人を信用することが出来ず、
不登校を選ぶ彼は、周囲の厄介者。
親戚の家をたらい回しにされ、
彼が最後にいきついた場所は、
無愛想なろくの住む古い家だった。
洗濯、おつかい、料理、ゴミ出し。
そして、手紙をだすこと。
いのは家事を手伝うことで、
少しずつ日々の共同生活に、
温かさを感じていく。
しかしある日のこと。
1通の手紙を巡って、
いのとろくの関係に、
変化が訪れるのだった…。
・ごく「ふつう」のことがあります。
たとえば、朝起きて挨拶をして、
寝る前には歯を磨くこと。
同僚に「お疲れ様」と声をかけたり、
お腹が減ったら食事をすること。
どれも他愛のないことです。
でもそんな他愛のないことで、
僕たちの毎日は進んでいます。
・海に浮かぶクラゲの99%は、
「水分」で出来ているそうです。
例えばそんな感じで言うと、
人間の「幸せ」の99%は、
ごく「ふつう」の当たり前のことで、
出来ちゃってるんじゃないか。
なーんて、
そんな気がしなくもないんです。
そしてこの「幸せ」をつくる、
残りの1%。
特別な何かで埋まる、1%。
『かきかけとけしいん』はそんな、
幸せをつくる99%の「ふつう」と、
1%の「特別」を描いたお話。
こんな風に思うんです。
かきかけとけしいん たし 一迅社 2010-09-25 |