2月19日の日曜日、
午前11時になりました。
こんにちは、すみです。
たくです。2月も、
残り少なくなってきましたね。
ほんとだね。
ちなみに本日は、
暦上で雨水というそうで。
ウスイ。
アマミズと書くんだっけ。
そうそう。
これはー…あれだね、
ほんと馴染みのない日だね。
空から降るものが雨に変わり、
雪が溶け始める頃、ということで。
何か良いね。
昔の人たちはきっと凄く、
春が待ち遠しかったんだろうね。
その気持ちは強かったでしょ。
いまの俺たちよりずっとだろうね。
たぶん死活問題だからね。
暖房器具みたいなのが、
殆どなかっただろうし。
「寒ぃー」とかいう、
そんなレベルじゃないよ。
だろうね。
そうするとこの雨水って日も、
大事な目安になってたのかも。
雨水まで耐えれば…とかね。
そうかもしれない。
本日はそんな雨水の日曜日。
感慨深いね。
えー雑談と雑学の番組、
『談話室』のお時間です。
今日は何を話そうか。
そうだね…。
最近思うんだけどさ。
うん。
あの、やっぱり晴れてると、
気持ちが良いものだなぁって。
えーと、どういうことだ。
ほら、僕は故郷が新潟でしょう。
雪国なわけです。
豪雪地帯ってやつね。
うん。そうすると常に、
空が灰色だったりするんだ。
暗そうだな。
そう。だから偶に晴れ間が見えるとさ、
気持ちが明るくなるんだよね。
そういうものなんだ。
田んぼに積もった一面の雪に、
反射する日差しとかね。
それは綺麗だろうね。
すごく穏やかな景色なんだよ。
穏やかな景色。
今回はそういう話をしたいなと。
いいね、そうしよう。
俺は地元の海の景色が、
けっこう好きだな。
逗子の海?
そう。何とも言えない、
落ち着いた気分になる。
太平洋って良いよね。
やっぱり日本海と違う?
違う違う。
もう険しさが違う。
日本海は荒々しいイメージ。
日本海はね、
いきなり喧嘩腰だからね。
うははは。
女神の太平洋と、
悪魔の日本海って感じ。
そこまで言うか。
俺は日本海も好きだけどね。
新潟は日本海だしね。
うん。その新潟には、
青海川って駅があるんだけど。
おうみがわ。
そこの駅は、
日本で1番海が近い駅なの。
へぇぇ。
あそこの浜辺が俺は好きでさ、
昔はこの時期、毎年通ってた。
冬は荒れてるんじゃないの?
うん。それが良いんだ。
写真あるよ、こんな感じ。
うわ、荒々しいなぁ。
でもこの景色、
なぜか落ち着くんだよねぇ。
故郷の景色だからなのかな。
むかし一緒に沖縄に行ったでしょ。
行ったね皆で。
ちょうど今頃か。
2月だったよね。
だから暖かくはなかったけど。
でも温(ぬる)かった気がする。
うんうん。
あのときの景色とか覚えてる?
忘れられないなぁ。
妙に切なかったよね。
沖縄って不思議だ。
俺が「穏やかな景色」で思い浮かぶのは、
あの冬の終わりの沖縄が強いんだ。
適当に入った居酒屋で、
三線を引いてるオジサンがいたね。
いたいた。
あれも良かった。
泡盛を呑みながら、
ボーっと聴いてた。
沖縄の景色には穏やかさの中に、
切なさが含まれてるんだよなぁ。
穏やかさが強くなればなるほど、
一緒に切なさも強くなる気がする。
そうなのかもな。
いやでも景色の思い出って、
ほんとに宝物だなぁ。
貴重なコレクションだよね。
落ち込んだときとか、
焦ってるときに思い出したいね。
うんうん。
えーでは妙な満足感のまま、
今回はこの辺で。
そうしましょう。
お相手はすみと。
たくでした。
今回はボンヤリした話だったなぁ。