5月9日水曜日、午前11時です。
水泳番組『プールばなし。』のお時間。
現在の番組テーマは、
『ロンドン五輪で水泳メジャー化計画』。
今回は、あまりにも有名な
水泳少女が登場します。
現在は解説として大活躍中の、
あの女性です!
ロンドン五輪で解説をするであろう
「元」水泳選手を特集中の当番組!
今回は、女子平泳ぎといえばこの人、
女子競泳界の革命児☆
「岩崎恭子」さんをご紹介しましょう♪
彼女の名言は1度は耳にしているはず!
1992年バルセロナ五輪の、
競泳女子200m平泳ぎで金メダルを獲得。
五輪初出場、だれにもマークされていなかった
14歳の少女は、たったいちどの泳ぎで
国民的スターへと変貌しました。
記録は2分26秒65、当時の五輪新記録。
競泳女子200m平泳ぎでの金メダルは、
日本人として56年ぶりでした。
1936年のベルリン五輪につぐ、
史上2人目のメダリストですね。
また競泳では史上最年少(14歳6日)の、
金メダル獲得者でもあります。
これはもちろん現在の最年少記録でもあり、
日本選手としての五輪メダル獲得の
最年少記録でもあります。
「今まで生きてきた中で、いちばん幸せです」
金メダルを獲得したレース直後の
インタビューでのこのひとことは有名ですね。
人生14年の少女のこの発言に、
お茶の間は大いに驚かされました♪
いまだに当時の映像を特番で見かけますね!
その後は1996年アトランタ五輪に出場。
しかし200m平泳ぎは10位、
100m平泳ぎでは予選落ちに終わり、
2大会連続でのメダル獲得はなりませんでした。
そして、1998年。
伝染性膿痂疹を発症した影響から、
岩崎選手は20歳で競技選手を引退します。
…金メダルを手にしてからの、
まわりの環境の変化が大きかったそうです。
取材しゅざいシュザイ。
まったく練習に集中できなかったとか。
世界記録をドンドン更新していくであろう
若きアスリートの芽を、
摘んでしまったんですね…残念です(汗)
また彼女を悩ませたのは取材だけではなく、
ご家庭にもいろいろあったようです。
大好きだったお姉さんも水泳をやめてしまいました。
中傷の電話もあとをたたなかったようです。
スターには、一般人にわからない苦労や、
いろいろな悩みがあるものなのでしょう。
光には、闇がついてくるのかもしれません。
しかし!だからこそ辛い時期をのりこえた、
岩崎恭子さんの解説には重みがありますよ!
しかも、じつに的確です。
五輪では彼女の解説にも注目しましょう!