6月2日土曜日、午前11時。
ディズニーエッセイ、
『魔法の国の散歩道』のお時間です。
今回のおはなしは、つぎに
ディズニーリゾートを訪れるのが
ちょっと楽しみになる知識。
魔法の国の、魔法の秘密です。
ディズニーのパークは、
いくつものテーマエリアが集合して
できあがっています。
たとえばアドベンチャーランドなら、
「冒険とロマンの世界」
ファンタジーランドは、
「夢と童話の世界」、などなど。
そんなパークを歩いてるといつの間にか、
「まわりの雰囲気が変わったな〜」と
思うことがあります。
そうです、いつのまにか、
「ちがうエリア」に移動しているのです。
明確な入口があれば、
「ここからは別のエリア」とわかるのですが、
そうじゃない場合の境目って、
意外と気付かずに越えているものです。
じゃあ境目ってどこだろう?
じつは見分けるポイントがあります。
ずばり、地面の色です。
アドベンチャーランドの草原から、
ウエスタンランドの赤土へ。
この「地面の色」が変わる場所、
ここがエリアの境目です。
県境みたいなものですね。
もしパークを歩いていて、
まわりの雰囲気が変わったなと思ったら、
足元を見てみてください。
「エリアの境目」に欠かせないものは、
じつはもう1つあります。
滝や川、つまり水の音です。
パーク内では、エリアによって
流れているBGMも違うのですが、
滝や川はそれらが混ざらないようにするための
重要な役割を果たしています。
音楽って、混ざると気持ち悪いんです。
それを「水の音」で1度リセットすることで、
自然にエリアを移動できるんですね。
そんな理由もあって滝や橋の近くは、
一概に全てがそうとは言えませんが、
「エリアの境目」である場合が多いです。
境目を見つけたらその場で、
グルッとひとまわりしてみてください。
自分の前方と後方でまったく違う
景色があるというのは、
なかなか面白いですよ。