6月7日木曜日、午前11時。
仕事に関する雑談を愉しむ、
『仕事のハナシをしよう』お時間。
今回からはさまざまな職業のかたに
プチインタビューをしていきます。
まずは「教師」のかたにお伺いしました。
学校の先生って、
朝のHRに向かう廊下で
一体なにを考えてるんですか?
ええと、とくになにも
考えてないですね。
なにも!
や、もちろん生徒のことは考えてますよ。
でもそれは常に考えてる事ですからね。
HRで話す内容とかは?
「今日はだいぶ暑いねぇ」とか。
ああ、そういうのはもう、
その場で考えますね。
へぇぇ。いや、昔から思ってて。
「毎日みんなの前で話すなんて、
大変だなぁ」って。
生徒達の顔を見ると、
話すことは自然に思いつきますよ。
「こいつ今日は調子わるそうだな」とか、
そういうのもそこで分かる?
だいたい分かります。
何か判断基準ってあるんですか?
元気がある人と、ない人。
いやぁ…普段の様子との違いですね。
挨拶の仕方とか。
ははぁ。
毎日生徒たちのことを
考えてるわけですから。
…片思いしてる相手の機嫌なら、
なんとなく分かるみたいな感じ?
ずっと同じ人のことを考えてるって事で。
う〜ん。
仕事の目でみてますからねぇ。
仕事の目。
想いっていうのは主観ですから。
気持ちとは別に、客観的な
判断基準でも視てます。
職人みたいですね。
気持ちで偏ってしまうと
良くないですから。
なるほど…。