6月9日土曜日、午前11時。
こんにちは、おかです。
お久しぶりの『ブックベルト』です。
じつは私には1年のうちに何度か、
本離れする周期が訪れます。
最近がまさにそうでした。
そんな時に読むのが「エッセイ」。
それも内容がライトでお手軽なもの!
今回はそんな本離れ中に
お世話になったエッセイをご紹介します。
前回のたくちゃんの回と繋げてみました。
レスリングのタイツに物申したり、
高校野球のスコアだけで青春を感じたり…。
疑問を突き詰めたら、観戦と関係ない
結論になるのもお構いなし。
スポーツを愛するが故の、
実にくだらない考察が詰まった1冊。
冗談の通じる人には爆笑、
真面目な人には落とし穴。
変化球で無責任な
スポーツ観戦エッセイ。
今や売れっ子作家、奥田英朗さんが
小説家になる前のエッセイです。
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もう少しでオリンピックも開幕。
真面目に観戦して応援するもよし、
視点を変えて、くだらないことを
考えながら観戦するもよし。
この本は色んな意味でスポーツの
見方を変えてくれると思います。
それにしてもオリンピック、
楽しみですね!
小説作家さんの書くエッセイが好きです。
小説よりも素のその人を垣間見ることが
出来る気がして、親近感を覚えます。
そしてエッセイを面白いと感じた
作家さんの小説はだいたい、
相性が良い気がします。
書き手が普段なにを考えてるのか、
その一端を見るのが面白いんです。
もし気になる作家さんが居たら、
エッセイから攻めてみるのも
良いかもしれませんね。
延長戦に入りました 幻冬舎文庫 奥田 英朗 幻冬舎 2003-06 |