9月7日金曜日、午前11時。
心の凝りをほぐす、言葉の処方箋。
『ことばクリニック』のお時間です。
9月にはいりました。
じつは今年の3分の2が、
既に終わってしまっています。
人生にたとえるとどうでしょう。
私たちにはあとどのくらい、
寿命が残されているのでしょうか。
いま、何分の何目でしょう?
わたしたちは未来のために生きがちです。
でも本当のところ人生は「今」の連続らしい。
今回の処方箋はコミックエッセイから。
将来への不安から「遺書」を用意したり、
「老後の生活」の準備を考える主人公が
辿り着いたのは、こんな結論でした。
遠い未来が
今、ここにいる
あたしを
きゅうくつにしている
未来のために今を生きるのは、
「前を向いている」という意味で
素敵なことです。しかし、
未来のためだけに今を生きてしまうと、
「今」はずっと消耗品のまま
なのかもしれませんね。
凝りはほぐれましたか?
からだもこころ、お大事に。