12月21日水曜日午前11時。
水泳エッセイ『プールばなし。』の時間です。
・いやー寒い!
冬は何もしたくないですねぇ。
なのに冬のあったか料理をよく食べて、
寒さ対策でストーブの前でじっと動かず、
体重計にも怖くて乗らない日々…。
暖かくなったときにはもう手遅れです。
せめて体重計くらいは乗りたいものです。
1番大事なのは現状の認識ですから。
この「自分をどう捉えているか」という認識。
これは本当に大事なんです。
今回はそんなお話。
・私は小学校四年生になると
選手コースに上がりました。
水泳が好きじゃなかった私が、
なぜ選手になってしまったのか。
実は私はこの頃から自分を
「天才」だと思い込んでいたのです。
もちろん言うまでもないですが、
ただの思い込みです(笑)
・ただ私は泳ぐことに関しては、
実は指導されればすぐに改善が出来ました。
泳法も観ただけで覚えていました。
このあたりの水泳に対する勘の良さが、
自分を「天才」だと思い込ませる
力になっていたのでしょう。
そしてこの自信と思い込みが、
この頃の私に一種の「勝負強さ」を
与えてくれていました。
幼いとは本当に恐いですねぇ。
いま考えると良くも悪くも影響があったんです。
(次回に続きます)
・オマケのプチレッスンの時間です。
今日は基本中の基本のレッスン。
「けのび」について!
例えばダイエットでは、
姿勢の良さが大切と言われています。
これは脂肪の燃焼するスピードが、
まったく違ってくるからです。
もちろん水泳でも姿勢はとても大事。
特に「けのび」の姿勢は基本です。
・しつこいようですが「けのび」は
水泳の基本中の基本なんです。
これが出来ないのは、陸上の選手が
ウォーミングアップのジョギングを
することができないようなもの。
手順は以下の通りです。
1)まずは腕をまっすぐ伸ばし
左右の手のひらを重ねます。
肘が曲がっていないか意識しましょう。
2)腕の間に頭を入れて
耳の後ろに二の腕がくるようにします。
3)肩や首の柔軟が必要ですので、
無理せずできる位置まで頭をいれましょう。
足を揃え手の指先から足の先まで、
一本の棒が通っているように
真っ直ぐな姿勢を保ちます。
脳天、手の指先、尾てい骨、
足の指先が同じ高さになるイメージです。
この3つを意識して壁を強く蹴りましょう!
例えば泳いでいて息継ぎが安定しなかったり、
腕が伸びきらないなどの問題は、
「けのび」に問題があることが多いです。
せっかく頑張って運動しているのに、
姿勢という基本に問題があるせいで
損をしてしまうのは嫌ですよね。
何事も基本が大事!
しっかり覚えてくださいね♪
以上、今週のプチレッスンでした〜。