2011-12-24
こんにちは、おかです。
12月24日土曜日午前11時。
読書エッセイ『ブックベルト』の時間です。
・さて今日はクリスマスイヴですね。
世間はクリスマスムード一色!
イルミネーションや飾り付けなどなど…
雰囲気だけでウキウキします。
皆さんはどんなクリスマスを迎えますか?
今回はそんなクリスマスに
ぴったりのお話をご紹介します。
・身の回りの簡単な家事を、
住み込みでしてくれる夫婦募集。
乳幼児歓迎。
そんな新聞広告に応募したのは、
4歳の娘を持つ、とある夫婦。
広告を出した老婦人と彼らは、
家族同然に暮らすようになった。
・老婦人の暮らすこの家には、
何通もの手紙が入った年代物の、
クリスマスボックスがあった。
クリスマスが近くなった、ある夜。
仕事に没頭する夫に彼女は問いかける。
「最初のクリスマスの贈り物はなに?」
彼女が伝えたかったメッセージ。
そしてクリスマスボックスに
隠された秘密とは。
・タイトルの通り、クリスマスのお話です。
クリスマスボックス。
日本ではあまり馴染みがないですね。
私もこの本で知りました。
凄くシンプルな話ですが、
その分メッセージが心に染みます。
いま自分にとって、
なにが1番大切なのか?
そんな問いについて考えたいときに、
読んでいただきたい1冊です。
この本のメッセージこそが、
クリスマスプレゼントなのかも。
・この本は、クリスマスが文化として
根付いているからこそ成立する、
そんなお話であるような気がします。
日本のワイワイ賑わうお祭ムードな
クリスマスも個人的には好きですが、
アットホームな雰囲気も素敵ですよね。
どちらにせよ今年のクリスマスは、
今年1度しかありません。
大切なものを感じながら過ごしたいですね。
ひとりだろうが仕事だろうが、
楽しんだ者勝ちだと思うのです!
というわけで、メリークリスマス。
皆さん素敵なクリスマスを。
そして良いお年を!
クリスマス・ボックス P・リチャ-ド・エヴァンズ 講談社 2005-11-15 |