2011-01-14
・1月14日土曜日、
午後17時になりました。
こんにちは、おかです。
今回が今年最初の『ブックベルト』。
皆さん、お久しぶりです。
お正月は堪能しましたか?
私は年明けから体調を崩してしまい、
ずっとテレビ漬けでした。
年始は特番が多いですよね。
毎年お決まりの番組もあったりして、
ついつい観てしまいます。
今回はそんなお正月特番の定番、
「落語」に纏わる本をご紹介します。
『しゃべれども しゃべれども』です。
落語は好きだが、
何だか先が見えない日々が続く…。
そんな二ツ目の噺家、今昔亭三つ葉。
ある日、そんな三つ葉のもとに、
「喋る」ことに問題を抱えた4人が集まり
落語教室が開かれることになった。
生徒は癖のある困り者ばかりだったが、
彼らと関わるうちに三つ葉にも変化が訪れる。
自分に自信を持たせるための、
「良し」を探す物語。
・お正月特番の定番、
「落語」が題材のお話です。
落語を聴く方は少ないかもしれませんが、
ちゃんと聞くとすごく面白いんですよ。
ちなみに映画化もされてます。
・耳から入る文化、落語。
喋ることや、笑うこと。
そんなコミュニケーションの
大切さを考えさせられますね。
落語に限らずとも、
何かに一生懸命打ち込むことで
見えてくるものは沢山あります。
読後にほっこりした気持ちになれるので、
お疲れな時にもお薦めの1冊です。
・また落語は日本の、
伝統芸能の1つでもありますね。
古くから残っているものは、
残っているだけの理由があり面白いけど…
如何せん、ちょっととっつきにくい。
だからこそ興味を持つきっかけになる
今回のような本は凄く貴重だと思います。
読書から知識や興味を広げていく。
『ブックベルト』でそのきっかけを作る
お手伝いをするのが、2012年の目標です。
今年も様々なジャンルの本を紹介します。
どうかよろしくお願いします。
しゃべれどもしゃべれども 佐藤 多佳子 新潮社 2000-05 |