月曜日の11時になりました。
『マンデー11トークショー』の時間です。
今回のお相手は私こと、財布です。
どうぞよろしくお願いします。
…ちょっとカタイですか?ゴメンナサイ。
お金に関わる身分ということで、
なるべくキチンとしなくちゃって。
ふふ、関西弁で「儲かりまっか」なんて、
言えたらいいんですけどね。
さて、私たちの起源は意外と新しいです。
日本では江戸時代という説があります。
もっと昔から在りそうですが、
実は私たちは「紙幣」の登場と
一緒に活躍をし始めています。
それまでは硬貨の穴に紐を通したり、
皮や布の袋で代用していたみたいです。
現代では一口に財布と言っても
沢山の種類がありますね。
ブランド独自のデザインなどを含めると、
もう数え切れないくらいです。
とはいっても大きく分ければ、
がま口、長財布、二つ折りの形状が、
一般的ではないでしょうか。
がま口に関してはお察しの通り、
口が蛙(ガマ)に似ていることが由来です。
「お金が帰る」などの験担ぎもあります。
ちょっとカワイイですね。
二つ折りと長財布のデザインは、
クレジットカードの普及で完成しました。
必要に応じてデザインが変わっていくなんて、
とても実用的で素敵ですね。
今では携帯電話が財布の代わりに
なったりしていますが、
自然な流れなのかもしれません。
ではここで私からのオススメを。
ノンビリと「お金」をテーマに
綴られたエッセイです。財布って、
お金持ちでもそうじゃなくても、
誰もが使うカワイイ相棒だと思うんです。
作者さんの目線はそんな庶民的な、
のほほんとした雰囲気が満載。
私としても表題に使って頂けて、
本当に嬉しい限りです。
週の初めの11時を
財布がお知らせしました。
皆さんお財布と仲良くしてあげて下さいね。