2012-03-10
・3月10日土曜日、
午前11時になりました。
こんにちは、おかです。
花粉が苦しい季節になってきました。
でもこの時期は毎年楽しみにしている
アカデミー賞授賞式があるので、
辛いのも軽減。ハリウッドと日本の
両方を欠かさずチェックしてます。
というわけで今回はアカデミー賞で、
最優秀作品賞を取った作品をご紹介します。
幌舞線の終着駅の駅長である乙松は、
鉄道員一筋で毎日駅のホームに
立っていた。幌舞線は彼が定年を
迎えると同時に廃線になる。
娘を病気で亡くし、妻に先立たれ、
同僚は駅ビルに天下り…
彼を待つのは孤独だった。
しかし廃線を目前に控えた雪の深い日、
駅に可愛らしい少女が遊びに来る。
少女と触れ合うことで、乙松は
失っていた温かい時間を取り戻す。
・映画だけ観たことがある方は、
原作の短さに驚くと思います。
映画化というと、長いものを
何とかコンパクトに纏める
手法が取られるものですが、
この作品においてはまったく逆。
これでもか!と膨らませてます。
きっと読み手に「想像させる余地」を
残しているからでしょう。
映画も原作も雰囲気の良さを損なわない。
もの凄い作品です。
・アカデミーの授賞式で楽しみなのは、
列席者の衣装だったりします。
特にハリウッドは豪華絢爛、
個性豊かで見てて飽きません。
奇抜でも大胆なものでも、
似合う人が着れば似合うんだなぁ、と。
ショーレースを楽しむのは勿論ですが、
美男美女揃いで目の保養にもなるので(笑)
皆さんも是非チェックしてみてください。
新たな発見があるかもしれないですよ。
鉄道員 浅田 次郎 講談社 2004-06-15 |