10月26日。日曜日の午前11時。
雑談番組『談話室』の時間です。
今年も春が終わり、夏がきて、
いま秋を迎え、そして冬がやってきます。
季節は間違いなく移ろいますが、
行事が何もないと、意外と季節を感じる
ことって難しいですよね。
そんな行事が目白押しな場所と言えば…。
さぁ、ボンヤリな雑談をどうぞ。
今年の夏はどうでしたか。
え、夏?
気がついたら秋になってたでしょ。
「はい、夏は終わりました!」って、
明確な宣言もなく。
宣言はなかったね〜。
小説とかゲームだとさ、きっちり、
「秋です」って線引きがあるんだよ。
現実はそれがないから…。
なるほどね。
夏休みがあった学生の頃はさ、
夏の終わりに「ああ、今年の夏も、
たのしかったなぁ」って思ってた。
「夏休み」って線引きはあったね。
大学はそうでもなかったけど。
大学の夏休みは、9月一杯あるから。
でもやっぱり夏休みは、8月31日で
終わってもらわないと。
8月31日って響きが良い。
良いよね。
「終わってない宿題」とか、
「アサガオの観察日記」とか。
連想してしまうね。
「新学期に久しぶりに会う友達」とか。
学校ってすごいよなぁ。
学校にいれば季節感を忘れない。
必ずイベント挟んでくるからね。
当時は「面倒くさい」って思ってたけど。
いまの季節はなにやってるのかな。
学園祭とか文化祭じゃない?
場所によっては体育祭もあるのかな。
ああ…いいねぇ。
あの、専門学校とかじゃなくてさ、
集団生活って意味での「学校」を、
大人になってもやりたくない?
「会社」とかになるんじゃないの?
いや…目的とか、選ばれたり、
選んだりの共通性もなくて。
本当に「色んな個人」が、集団
生活をするって場所を。
…おれは嫌だなぁ。きっと、
「めんどくせぇ〜」って思う。
そうそう、でもそれも含めて学校で。
「あ〜今日学校かよぉ」みたいな。
う〜ん。
いろんな専門家が授業をやってくれて、
給食係とかも自分たちでやるの。
放課後は机を動かして掃除もする。
ああ、大人だけの学校
生活は見てみたいね。
35歳大手広告代理店勤務のサラリーマンと、
60歳大工頭領が一緒に給食を盛りつけるの。
「私がご飯を盛りつけますから」
「俺が味噌汁だな。若造、しっかり盛れ」
あ…ちょっと勉強になる気がする。
接点の無さそうな人と話せるのはいい。
文化祭でもさ。「AKB48を
イメージしたダンスでいきましょう」
「嫌だよ下らねぇ」「観客が楽しめることが
1番なんです!!」みたいに。
お前その2人、気に入ったのな。
しかし学校ってほんと面白いね。
公立の義務教育なんて、ほとんど
共通点のない人間が混ざって
クラスになってるわけでしょ。
ちょっと怖いね。誰と出逢えるか
分からないから「賭け」みたいな。
出会った人が必ず自分に、
良い影響を与えてくれるかなんて、
分からないし。
分からないねぇ。
社会に出ると、そういう部分って
コントロールしようするじゃない。
会う人というか、付き合う人は選ぶね。
そうすればリスクは下がるよね。
「本当に知らない人」と、
あんまり関わらない。
…自分で温室をつくってるな。
賢くなってるのかどうなのか。
哲学的なこと言うねぇ。
秋だからな!
季節感がある。
そういえばそういう話だったな。
毎年、お前が哲学的な
ことを言い出したら…。
秋だな!
「知識」や「集団生活」、そして「季節」。
学校という場所で学ぶことは多いですね。
学校行事に参加しなくなっても、
季節を感じる心は持っていたいものです。
無駄話が続く『談話室』。
次回も全く期待せずにおたのしみに。