11月18日。日曜日の午前11時。
雑談番組『談話室』の時間です。
昭和天皇の仰った言葉とされる
名言から雑談ははじまります。
世の中に名前のないものは少ない
ですが、言葉で表せないものは
沢山ありますね。
言葉に表せないボンヤリ感。
どこまでもつづく雑談をどうぞ。
「雑草という名前の草はない」!
うん?
そういう名言があるんだよ。
へぇ。
良いこと言うよね。
良いこと言うね。
その辺りに生えてる草には、
もれなく名前がある。
そういうことだね。
そこでおれは思った。
うん。
名前があるということは、
「名前」をつけた人も、
その数だけいるのだと。
ああ〜。
「この花は、たんぽぽにしよう」
みたいに名付けた人がいるんだよ。
ちょっとうらやましいね。
お前ならたんぽぽには、
なんて名前をつける?
「白ふわふわ」かな。
…いいんじゃない。
あ、そう?
あの、草花だけじゃなくてさ。
道具とかにも名付け親がいるよね。
道具。
ドラえもんの「タケコプター」って、
元は「ヘリトンボ」って名前だったんだよ。
えええ!!
改名しなかったら、こんなに
メジャーな道具になってないよね。
「ドラえもん!ヘリトンボだして!」
どんな兵器だよって感じ。
いや大事だね、名前。
「自動車」とか、
お前ならなんてつける?
自動車か。
最近あまり売れてないらしいし。
ここらで一発、改名してさ。
「電機ネズミ」だね。
…和名できたか。
形がちょっとネズミっぽいし。
あ、でもそれピカチュウじゃね?
あ!
じゃあ次、テレビ。
テレビは「電機箱」。
和名…というか「電機」好きだな。
薄型だと箱っぽくないか。
そもそもその理屈だと、
洗濯機も冷蔵庫も「電機箱」だよ。
冷蔵庫は「冷やしんす」だね。
ああ…どっかの家電メーカーが、
ノリで付けちゃったみたいな名前。
「冷やしんすにアイス入ってるよ」
意外にしっくりくるね。
おれたちはやっぱり、
和名の方がしっくりくるんだよ。
冷蔵庫はもともと和名だけどね。
お前も今度からテレビのことは
「電機箱」って呼んでよ。
でもおれ、電機箱ってゲーム以外
ではあまり観ないんだよね。
ほら、しっくりくる。
…きてるかな?
あらゆるモノに名前がつけられている
ここ近年。宇宙に散らばる星にだって、
発見した人のつけた名前がつけられます。
「名前をつける」というのは、イコール、
「発見・発明」することになる場合が
多いわけです。おもしろいですね。
無駄話が続く『談話室』。
次回も全く期待せずにおたのしみに。