1月19日土曜日、午前11時。
様々なジャンルの本を紹介していく、
『ブックベルト』のお時間です。
今回は大御所作家の文学作品。
手に取るきっかけに、是非。
こんにちは、おかです。
先日関東で久々に大雪が降りました。
なかなかお目にかかれない光景だったので
ここぞとばかりにはしゃいだのですが、
流石に素手で雪だるまを作れるほど
若くなかったようです…。
寒い日は家に引き篭もって本を読むのが
幸せだと感じるようになりました。
そんなわけで私が今年最初に読んだ本を
ご紹介します。ベストセラーです。
東京で大学に通うワタナベは、
自殺した親友の彼女「直子」と再会する。
ワタナベは特別な世界観を持つ彼女に
惹かれて関係を結ぶが、直子は精神が
非常に不安定で診療所に入所してしまう。
一方大学内でもワタナベは、
「緑」という奔放で好奇心旺盛な
女性と出会い次第に惹かれていく。
歪みのある「直子」。
生命力に溢れる「緑」。
正反対な2人の女性との関係に
揺れながらワタナベが決意するものとは。
村上春樹さんの作品は今まで、
紹介するのを躊躇していました。
物語を説明するのが難しいので、
どうにも紹介しづらいからです。
また好みの別れる作風でもあるので、
苦手な方もいるかと思います。
ただそれでも読後にあれこれと
考えさせられるのは、作品が持つ世界観に
のめり込んでしまうからだと思うのです。
この『ノルウェイの森』でも、
私は読後にモヤモヤとしてしまい
色んな方の考察を読み漁りました。
村上春樹さんの作品では、
自身の解釈の幅が広がります。
そういう楽しみ方もアリですよね。
これから年度末に向け様々な
ショーレースが開催されます。
先日も芥川賞と直木賞の授賞式が
ありましたが、アカデミー賞の候補作も
そろそろ発表されるのではないでしょうか。
各賞の受賞作品をチェックしながら、
暖かい部屋で読書をするのもオツなものです。
今回の『ノルウェイの森』はたまたま実家で
見つけて読んだのですが、今年は選り好みせずに
目に留まったものはどんどん読もうと思います。
ノルウェイの森 上 村上 春樹 講談社 2004-09-15 |
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