11月6日の日曜日午前11時です。
えー先週に引き続きまして、
すみが美人のお姉さんと、
偶然にも電車で再会したお話を。
これ、もはや自慢話だよね。
自慢までいかないって。
ただ再会しただけだから。
さわやか声をかければよかったのに。
「あれ!さっきも一緒でしたね」って。
…いや実は俺もね、
その気持ちがなかった訳じゃないんだよ。
そうだろう。
でも「ストーカーと思われないか」って、
やっぱり考えちゃったんだよね。
それは確かに心配かもしれない。
で、悩んでたんだけど、
ふと気付いたんだよ。
何に?
相手がストーカーの可能性もあるなと。
うはははは!
だってじっさい、
俺はストーカーじゃない訳だよ。
はははは、そうだそうだ。
もちろんお姉さんも、
ストーカーじゃないんだろうけど。
うんうん。
可能性の問題としてね。
そう、お互い分からないんだよ。
相手がストーカーかどうかってのは。
ややこしい話になってきたなぁ。
仮に俺がストーカーだった、として。
なんだそりゃ。
いやね、そこから妄想してしまったんだけど。
「実は2人ともストーカーだった」って、
そういう話だったら面白くない?
??
お互いがストーカーしてましたって、
そういう話を思いついたの。
架空の話で。
架空の話で。
題して『両想いのストーカー』。
偶然出逢ってるんじゃなくて、
お互いがストークし合ってる訳か。
しかもストーカーがいる事に、
お互いが気付けないんだよ。
自分も相手のストーカーだからね。
相手が自分をつけてるとは思わない。
そういうこと。
いつまでたっても成立しないカップルだ。
面白いでしょ。
あの…これ映画にならないかなぁ。
ならねぇよ!
(次回につづきます)