1月25日水曜日、
午前11時になりました。
こんばんは、ひらです。
水泳番組『プールばなし。』の時間です。
まだまだ冬が続きますね。
寒いとどうしても切なさや、
孤独感を持ってしまいがちです。
思いっきり運動して
身体から暖まりましょう!
スタジオからすずです!
たしかに冬は切ない季節ですねぇ。
はらっす。
運動してハッスルしたいっすね。
ハッスル。
…死語だったっすね。
ハッスル。
…寒さが応えるっす。
さてさて前回の続きです。
テーマは「県強化指定合同合宿」。
五輪や国体に通用する選手を育てるべく、
思いっきりスイマーたちを
しごき倒すこの水泳合宿。
今回は具体的な内容をお話しましょう。
スイマーも大変っすねぇ。
でも合宿って楽しいよね。
たしかに。
みんなでお泊まりってワクワクっす。
思わずハッスルしちゃうね。
…修学旅行とかも楽しいっすよね。
ほんと。
ハッスルしまくりだったなぁ。
もう許して下さい!!
前回もお話した通り、
この合宿には全国から選手が集まり、
厳しい練習を共にし情報も交換します。
環境だけでかなり刺激的です。
ただし各地から集まるとはいえ、
やはり強いクラブからは
何人もの選手が参加していますし、
選手同士で繋がりもあったりします。
コーチ同士さえ顔見知りが多いんです。
仲間同士で、ワイワイ練習に励む。
地獄とはいえ、強化合宿はそんな所です。
なんか楽しそうっすねぇ。
厳しい練習でも、
仲間がいれば楽しそうだねぇ!
…しかし!
残念ながら私は弱小クラブ出身。
知り合いなんて全くいませんでした。
ただでさえ2泊3日知らない土地です。
練習の辛さを話し、ふざけ合う仲間も
いない暗い少年と化した私は、
練習内容以前に、孤独感でいっぱい。
緊張と不安でのスタートでした。
ああー…。
唯一の支えが。
こういう場で知り合いがいないって、
すごく辛いっすよね…。
はらちゃんには
痛いほど分かりそうだね。
俺には常に友達がいない
みたいな言い方っすけど。
大丈夫。わたしは、
はらちゃんの知り合いだよ。
「友達」ではないんすか!?
なーんてことで悩んでいても、
あっという間に練習は始まります。
1日の流れを簡単にご説明すると、
AM6:00
起床→ランニング→朝食
AM8:00
朝練→昼食→勉強会
PM2:00
練習→夕飯
PM9:00
就寝
こんな感じですね。
練習では5000~6000m泳ぎます。
それが午前と午後合わせて2回。
この距離は当時の私には恐ろしいものでした。
所属クラブでは週に3回ある練習で、
3000m前後泳ぐのが普通。
普段の4倍以上泳ぐことになります。
小学生で6キロも泳ぐんすか。
朝ごはんの後に泳ぐのは辛いなぁ。
この長さだと
陸で走るのもキツいっすよね。
おやつの時間はないのかな。
夕飯まで持たなそう。
なんの心配してるんすか…。
ちなみに本当に強いクラブでは、
毎日5000~7000mは泳ぎます。
弱小クラブ所属の私は練習に、
全くついていけませんでした。
あたりまえですね。
それにも関わらず周りからは、
「いつもより練習が楽〜」
なんて声が聞こえる始末。
嫌になっちゃいますよ。
長い水泳ライフを思い返す限り、
これが初めての挫折でしたね。
まさにお手上げです。
どうすることもできませんから(笑)
しかーし。それでも私の思考回路は
自分のことを天才だと認識しています。
強化指定合宿。タダでは帰りません。
というわけで、また次回 !
お相手はひらでした。
(次回に続きます)
けのびからのキックは順調ですか?
難しいですよねぇ。
簡単には出来ないと思います。
なぜかって?これが基本だからです!!
これさえ出来ればあとの水泳は、
付け足しみたいなものです。
あえて今回はもう1度、
前回までのレッスンを読み返して
復習をしてみてくださいね。