2012-02-18
・2月18日土曜日、
午前11時になりました。
こんにちは、たくです。
突然ですが僕は、
仕事に纏わる話が好きです。
美容師やミュージシャン、
料理人や大工さんなどなど、
様々な職業の方が語る仕事への想い、
いわゆる仕事論にロマンを感じます。
1番ワクワクするのは「自分とは全く
関係ない職業」に就く方のお話の中に、
「自分でも分かる」内容がある時。
この共感は、もの凄く刺激になります。
というわけで今回は、
そんな「仕事」がテーマのお話。
舞台は華やかに見える世界ですが、
ここにも泥にまみれた仕事論が…。
グラウンドに埋まるゼニを掘り起こせ!
野球選手の仕事論『グラゼニ』です。
凡田夏之助はプロ野球選手。
ポジションはリリーフピッチャー。
プロ入り8年目の中継ぎ投手だ。
プロの中でも特に目立たない彼には、
実は他の選手の年俸を
異常に気にするという、
変わった性分を抱えていた。
対戦する相手の年俸に応じて、
ピッチングさえ変わってしまうのだ。
彼は自分の仕事をこう考える。
これは、
「グラウンドに埋まる銭」を
掘り起こす仕事だと。
貯金、結婚、健康、地位、
そして将来への不安。
「野球」を仕事とする人々にも、
やっぱりフツウの悩みはある。
プロ野球という非日常の日常を追った、
夏之助のサクセス(?)ストーリー!
・野球マンガは沢山ありますが、
野球を仕事として捉えたマンガです。
なので同じく日々仕事をする僕たちにも、
共感できる部分が沢山あります。
僕は野球のルールさえよく分かりません。
でも今作はあくまでプロ野球選手という
職業のお話。試合の勝敗の行方と共に、
その結果として年俸はどうなるのか、
年俸が変わると生活はどうなるのか。
なーんて。
様々な悩みを抱えながらも白球を
追いかけるプロ野球選手たちの、
「仕事風景」がこのマンガの醍醐味です。
最後に作中で心に残ったフレーズを。
プロの運動選手は みんな
とんでもない運動神経を持っている
でも それでもヘマをやっちゃうのは…
みんな¨とんでもない緊張感¨の
中でやっているから…
うーん、格好良い。
痺れますね。
グラゼニ
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