11月8日木曜日、午前11時。
役立つ映画情報と真逆の方向に突き進む、
『ほしくま映画論』のお時間です。
熱狂的な映画ファンの方は、
マティーニでもステアしながら、
片手間でご覧下さい。
この番組は
「あんまり映画って観ないんだけど」
そんな人のために、そんな人たちが送る、
ゆるゆるな映画雑談でございます。
前も出てなかったっけ、ホームズ。
そうなの?
シリーズ一作目。アクションシーンなどエンター
テイメント性溢れる、まさに現代版ホームズです。
続編じゃない?「武闘派
ホームズ」とか聞いたことある。
ホームズに派閥があるの。
よりアクション寄りの
ホームズというか…。
ああ〜。
2時間ずっと犯行トリックとかに
悩まれてても、地味だしね。
たしかに。
推理小説は好きだけど、
推理映画はあまり観たことないなぁ。
火曜サスペンス劇場みたいなやつ?
そうそう。
『犬神家の一族』みたいな。
なんか聞いたことある。
あれ怖いんだよ。
ご存じサスペンス映画の金字塔。
村落の陰鬱な雰囲気も素晴らしいです。
こういうのはさ、最終的に
「犯人はだれだ!?」って
そういうのを楽しむ感じになるの?
どうなんだろう。ただパッケージ
には、ホームズらしき人が
銃を構えてるよね。
犯人を追い詰めて、殺す。
や、それだとどっちが
悪役か分からんね。
まったくだ。
『インシテミル』みたいに、
閉じ込められた場所で事件が
起こると「犯人はだれ!?」
みたいな展開になるけど。
米澤穂信の推理小説を映画化。閉鎖された空間での
事件「クローズドサークル」ものに分類されます。
閉じ込められる系は
ワクワクするね。
「犯人はこの中にいる!」ってのと、
「まだ殺される人がいるかもしれない」
って、最後まで進行形なのがタマラン。
じっさい閉じ込められたら
それどころじゃないでしょ。
ホームズでもいないと、事件が
起きてもグダグダになっちゃうよね。
犯人もモチベーションが上がらないよ。
「え、未だに死体に気付いてないの?」
「こいつらまだ『事故かも!』とか
言っちゃってる」
うははは。
「…ちょっと手がかりを増やそうか」
犯人がハードルを下げちゃう。
そうそう。ホームズとか
コナン君がいると逆に燃える。
今回は「真実はいつもひとつ!」…じゃなく、
「初歩的な推理だよワトソン君」でお馴染み、
『シャーロック・ホームズ』の映画版を
雑談チェックいたしました。
「武闘派ホームズ」として知られる
シリーズの2作目となる本作。
飽きさせないジェットコースターのような
展開はもちろん健在ですが、やはり
主演するロバート・ダウニー・Jrと
ジュード・ロウのコンビに痺れます。
とにかく、格好良い!
ロバート・ダウニー・Jr主演作品。
原作ファンからも絶賛でした。
知性と野生のホームズを、
ぜひ1度ご覧あれ。
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