による京都ご案内エッセイが始まります。
風景さえ香る都へようこそ！  

 

 

 

 第１回

『数奇』

 

こんにちは。
京都住んでおります。
「てつ」と申します。
ご挨拶代わりのこの写真は、
今年の京都のご来光。
正月早々の雪景色です。
四季折々の顔を、
見せてくれる京都はエラいね。

 

 

さてさて突然ですが、
俺は常々「数奇好き」で、
在りたいと思っております。
「数奇」とは、
「風流・風雅」といった意味です。
例えば古い趣味持っている人は、
「数奇者」って呼ばれるよね。
でも「数奇」は、
古いってだけじゃないのさ。

 

季節や物、食事だって。
現代にある古い物は、
当たり前だけれど、
昔は新しい物だったんだよね。
今の生活にも、
良いものは沢山あるし、
今だから、
見られる物も沢山ある。
だから、
「昔は昔、今は今！」
ということで。
とにかく全部ひっくるめて、
日々怠惰に、
大胆に且つエレガントに、
自分の「数奇道」を極めたい！
と俺は思っているのです。

 

ともかくまぁ、
そんな俺の日常の中を、
粛々淡々様々と綴りながら、
京都をご案内していきたいと思います。
どうぞ、よしなに。

 

 

 

『京都日和』
第1回『数奇』
第2回『三寒四温』
第3回『仁和寺』
第4回『葵祭１』
第5回『葵祭２』
第6回『葵祭３』
第7回『葵祭４』
第8回『京都でカレーうどん１』
第9回『京都でカレーうどん２』
第10回『京都でカレーうどん３』
第11回『祇園祭１』
第12回『祇園祭２』