精神的に向上心のないものは、馬鹿だ
人間の心を、知るための名作。
こんにちは、おかです。
8月です、夏休みですね。
夏休みの宿題と言えば読書感想文!
今回はその題材となる本の、
常連さんをご紹介します。
言わずと知れた名作、
夏目漱石の『こころ』です。
「私」が鎌倉で出逢った「先生」は、
浮世離れしていながらも、
慕うに足るだけの魅力を持っていた。
先生はもう仕事はしていなかったが、
毎月の墓参りを欠かしていなかった。
詳しいことは話さないが、
それは「友人」の墓らしい。
ある日「私」のもとに、
「先生」から長い一通の手紙が届く。
それは「先生」の過去が綴られた、
自伝ともとれる遺書だった。
心の奥底にしまい込まれていた、
「先生」の苦い記憶、
そして手紙の書かれた真意とは・・・。
とにかく有名な作品ですね。
読書感想文と言えば、
必ず名前が挙がります。
教科書に載っていた『こころ』は、
実は、ほんの一部。
全部を読むと、とても奥深いです。
人の心の奥底を垣間見た気分になります。
一部を摘むだけじゃ勿体無い、
是非、最後まで読んで欲しい1冊!
学生時代の夏休みは、
宿題はあるものの、楽しいものでしたよね。
宿題よりも虫取りやお祭など、
そういった記憶の方が多いです。
ちなみに実のところ私は、
読書感想文を書いた記憶が殆どありません。
今から学生に戻っても、
書ける気はしないんですけどね。
創作や論文よりも難しそうです。
学生って凄いなー・・・。
こころ 夏目 漱石 集英社 1991-02-20 |
第1回『ラッシュライフ』
第2回『薬指の標本』
第3回『告白』
第4回『西の魔女が死んだ』
第5回『東京タワー』
第6回『ハートブレイク・レストラン』
第7回『インディゴの夜』
第8回『イニシエーション・ラブ』
第9回『ブルーもしくはブルー』
第10回『こころ』