ただいちばんのさいわいに至るために
いろいろのかなしみもみんなおぼしめしです
こんにちは、おかです。
学生の皆さん、夏休は満喫してますか?
宿題にぬかりはないですか?
今回も読書感想文の常連さん、
宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』です。
漁から戻らない父の帰りを、
病床の母と共に待つジョバンニ。
周囲からその境遇をからかわれながらも、
彼は毎日を慎ましく暮らしていた。
しかし。
とある祭の夜のこと。
彼は親友のカムパネルラと共に、
「銀河鉄道」に乗ることになる。
銀河鉄道での旅。
道中の様々な出会いと別れの中で、
彼らは何を想うのか。
この旅の終着は果たしてどこなのか。
そして結末には、何が待っているのか。
この話は実のところ、
著者没後に草稿が見つかったものです。
未完ではないかという説もあります。
だからこそ想像を掻き立てられるというか、
読後の余韻があるというか・・・。
出版社によっても違いがあるので、
比較してみるのも面白いかも。
国語の教科書に載るような、
現在でも読み続けられる名作達。
言い回しが難しい箇所もあるけれど、
読んでおいて損はないです。
国語の教科書って実はすごいかも。
銀河鉄道の夜 宮沢 賢治 集英社 1990-12-14 |
第1回『ラッシュライフ』
第2回『薬指の標本』
第3回『告白』
第4回『西の魔女が死んだ』
第5回『東京タワー』
第6回『ハートブレイク・レストラン』
第7回『インディゴの夜』
第8回『イニシエーション・ラブ』
第9回『ブルーもしくはブルー』
第10回『こころ』
第11回『銀河鉄道の夜』