こんにちは、おかです。
9月です、秋らしくなってきますね。
秋といえば、読書です。
『ブックベルト』も秋の特別企画に突入!
毎月に作家さん1人をチョイスして、
3ヶ月間の限定で週刊連載いたします。
さて、さっそく今月の作家さんですが。
抜群の言語センスが大人気のあの人です。
デビュー作からどうぞ!
誇大な妄想を糧に世の恋愛に立ち向かう、
報われない男たちの奮闘劇。
大学3回生時、
付き合っていた彼女に振られた主人公。
彼女を忘れられないまま彼は5回生となり、
残念極まりないことに休学までしていた。
なぜ彼女は、自分を振ったのか。
彼女の生活を追い、
彼女の生態研究に情熱を注ぐ日々。
果てにはライバルへの執念の嫌がらせや、
同じく恋愛に敗れた男たちとの、
残念極まりない集いまで行う始末。
無駄で、全く彩りは存在しない。
それでも必死に生きた男たちの、
むさ苦しい青春の物語!
失恋した人や失恋する予定(?)の人に、
ぜひ読んで欲しい作品です。
色んな意味で元気になれます!
実にくだらないんですが・・・、
でもくだらないのが、良いんです!
独特の世界観と残念な男たちの妄想内容、
そして何よりセンス溢れる文章の言い回し!
好みが分かれるかと思いますが、
ハマってしまえば、最高に面白いですよ。
妄想と虚構が入り混じった、
独特の森見登美彦ワールドをご堪能下さい。
というわけで。
今月は森見登美彦さんをチョイスです。
ちなみに作品の舞台が殆ど京都なので、
ぜひ「京都日和」と併せてどうぞ!
太陽の塔 |
第1回『ラッシュライフ』
第2回『薬指の標本』
第3回『告白』
第4回『西の魔女が死んだ』
第5回『東京タワー』
第6回『ハートブレイク・レストラン』
第7回『インディゴの夜』
第8回『イニシエーション・ラブ』
第9回『ブルーもしくはブルー』
第10回『こころ』
第11回『銀河鉄道の夜』
第12回『太陽の塔』